ドーナツ屋の本棚 vol.002
もっと世界を、あたしは見たい 白川由紀
僕が通っていた高校の図書館に置いてあった本。
この本を読んで僕の人生は大きく変わりました。
世界を旅した著者が、自分の力でユーラシア大陸横断バスの
プロジェクトを企画し、七転八倒しながらカタチにする。
そしてユーラシア大陸横断バス、アフリカ大陸縦断トラック、
南米大陸縦断バスなどを実現させていく。
さらに古民家を自分の手で改装してカフェをつくる。
この本を読んでいると、一人の人間がここまで出来るのかと
著者のバイタリティーに圧倒されます。
高校生の頃の僕には本当に衝撃的で、いてもたってもいられず、
大学受験が終わった瞬間に青春18切符を片手に屋久島まで一人旅に出かけました。
いまでも読み返すと、あのときの興奮を思い出します。
娘が高校生になったら、読んで欲しい本です。
お前が人生において、好きだとということをやって、
それで死を招くようなことがあれば、それはそれで仕方がないと
オレは思っている。
人生は一度きりだから、やりたいことは徹底的にやれ。
どんな目に遭ったとしても、やりたいことを我慢するな。
その代わり。自分のやることすべてに
”自分で”責任を持て。
by著者の父親